観光記と合わせて、チェルシーマーケットからハイライン入口への行き方や、散策ルートの地図、周辺の最新観光スポットもまとめます。
ハイラインの雰囲気を、お散歩気分でサラっと楽しみたい!という方にぴったりです。
\ このNY旅行で利用したツアーはこちら /
ハイライン(The High Line)とは
鉄道廃線を活かした空中庭園
ハイラインは、市民の呼びかけにより鉄道の廃線跡を再開発してできた公園(散策路)です。
古く使われなくなったものを活かして新しいものにするという、発想の転換がすごいですね
もとが線路なので1本道の形で、全長は約2.3km。
高架にあり、地上よりも少し高い目線からNYの街を眺められます。
そのため、空中公園や空中庭園と呼ばれたりします。
料金は無料で誰でも訪れることができ、ニューヨーカーの憩いの場や、観光客にも人気のスポットになっています。
ハイラインの楽しみ方
ハイラインはたくさんの植物に囲まれた、緑あふれる公園です。
季節の花や植物、展望スペース、ベンチやチェア、芝生スペースなど、癒やし要素がたくさん
遊歩道なので車も通らず、ゆったりと散策するのにピッタリ。
ところどころで出会えるアート作品や、まわりの建築も、見どころになっています。
観光やショッピングの合間にひと休みしたり、デリなどのテイクアウトしたフード・ドリンクを楽しむのもおすすめです。
ハイライン観光記
私が訪れたのは7月の晴天日だったので、青空と植物の緑、そしてNYの街並みの風景が美しかったです。
その日は日本の猛暑日のような暑さ
ハイラインは屋外なので、帽子・水分補給のドリンク・サングラス・日焼け対策は必須でした。
ハイライン観光記
ハイラインに到着したのは平日の13:30頃。
West 16th Streetの入口からハイラインへ上るとすぐ、「High Line Observation Deck」という展望エリアがあります。
展望エリアは10th Avenueの真上にあるので、「Tenth Avenue Square」という呼び方もあるようです。
10th Avenueは長く続く直線道路なので、奥行きのある景色を楽しめます。
憩いのデッキも暑さのせいか工事中だからなのか、人がほとんどいなかったです
一部ではこのように屋根がありました。
この日は猛暑だったので日影がありがたい
それにしても暑い!
いい天気で青い空が美しいけど、散策を楽しむというより、暑さに耐えるという状況になってます…
(脳をよぎる熱中症の恐怖 )
そしてハイラインの見どころのひとつ、パブリックアート。
時期によって、アートの内容が変わったりするようです。
せっかくのアートなのに文字が全部フレームに入ってませんね!
(猛暑のせい…そうに違いない…)
こうしてしばしの散策を満喫して、23th Streetの出口から下りました。
ハイラインを下りたあとは、23rd Streetを約2km歩いて、フラットアイアンビルへ向かいました。
途中でおみやげ選びにホールフーズやトレーダージョーズに立ち寄ったり。
フラットアイアンビルまではけっこう距離があるので、歩くなら健脚な方、街歩きが好きな方におすすめです
散策コースの地図と所要時間
今回歩いた散策コースは、ハイラインの入口から出口まで約600mです。
途中で写真撮影したり、ベンチに座って休憩したりして、所要時間は30分ほどでした。
実際に歩いたルートは、下の地図の青いラインです
ハイラインのオプショナルツアー
今回は個人でまわりましたが、オプショナルツアーという選択肢もあります。
「移動も安心だし、観光ガイドもしてもらいたい」という場合には、オプショナルツアーが便利ですよね。
JTB - myBus と VELTRA - ベルトラ には、ハイラインとハドソンヤード両方楽しめるツアーがあります。
どちらも便利で安心感があるオプショナルツアー会社で、おすすめです。
(海外旅行でよくお世話になってます! )
ハイラインのオプショナルツアーを見る
アクセス情報
アクセス情報と営業時間
ハイラインの入場料は無料です。
出入口は、全長約2.3kmの間にいくつか階段やエレベーターなどのがあり、途中から出入りすることができます。
最寄りとなる地下鉄の駅やバス停については、ハイラインのどの場所にアクセスしたいかによって変わってきます。
コロナ禍になってから利用制限があるようなので、次のことに注意が必要です。
- 利用できる出入口
- 営業時間
- 週末などは予約が必要
訪れる時は、最新情報をハイラインの公式サイトで確認したほうがよさそうです。
公式サイトには、次の情報も掲載されていて便利です。
- ハイラインへの出入口がある「通り名(Street)のリスト」
- エレベーターや車椅子対応のスロープ、トイレの有無
- 最寄の地下鉄駅
- 最寄りのバス停
- 駐輪場
ハイライン公式サイトへ
チェルシーマーケットからハイラインへの行き方
私はチェルシーマーケットからハイラインへ移動しました。
隣接していて、行き方はとても簡単です。
チェルシーマーケットに隣接するWest 16th Streetに出たら、通りの左右を見渡し、高架を探します。
高架が見つかれば、それがハイラインです。
ハイライン入口の写真
Googleストリートビューで見る、West 16th Streetにあるハイラインの入口です。
正面の高架がハイラインで、道路の向かって右側に、ハイラインへつながる階段とエレベーターが見えます。
あわせて訪れたい周辺の観光スポット
ハイラインの近くには、観光名所のおすすめスポットがあります。
- チェルシーマーケット
- リトルアイランド
- ハドソンヤードのベッセルとエッジ
私がNYへ行ったときは、ハドソンヤードやリトルアイランドがまだオープンしていなかったので、ハイラインのあとフラットアイアンビルへ行きました。
今なら、ハドソンヤードやリトルアイランドへ行くと思います
(フラットアイアンビルは別のタイミングに)
チェルシーマーケット|Chelsea Market
チェルシーマーケットは、ナビスコの工場を改装してつくられた、屋内型のショッピング施設です。
(あのお菓子で有名なナビスコ )
フードホールやデリ、おみやげ探しも楽しめるお店などが集結。
特にカフェやレストランはNYを代表するブランドが多く、人気グルメを体験できます。
チェルシーマーケットの公式サイトへ
ちなみに私は平日の13:30頃に訪れたんですが、大混雑でゆっくり見て回れませんでした
(人混みムリ~ )
リトルアイランド|Little Island
リトルアイランドは、ハドソン川に浮かぶような水上公園で、2021年5月にできました。
デザインは、イギリスのトーマス・ヘザウィックさんというデザイナーです。
漏斗が集合したようなユニークな外観で、景観が美しく、散歩が楽しくなりそうな場所。
水辺の生態系に配慮された作りとなっている、サステナブルな公園だそうです。
実は日本の借景の概念を取り入れているとのことで、まわりの景色を活かしているらしいですよ。
リトルアイランドの公式サイトへ
余談ですが、トーマス・ヘザウィックさんの日本初のデザイン建築が、2023年に東京・麻布台ヒルズの商業街区にオープンします。
ハドソンヤード|Hudson Yards
ハドソンヤードは大規模再開発エリアで、2019年頃から次々と話題のスポットが完成しています。
ショッピングやグルメも楽しめるので、あっという間に時間が過ぎてしまいそうです。
ベッセル|Vessel
ベッセルは、階段と通路だけで造られた、超巨大な建造物です。
その外観は、独特で不思議な形状。
一瞬見ただけでも、ものすごいインパクト!
先に紹介したリトルアイランドと同じ、トーマス・ヘザウィックさんによるデザインです。
オープンからしばらくは、無料で入場できました。
ですがいろいろな経緯があり、今では臨時休業になっているようです。
(2023.7月時点)
アート建築の面もあるので、外から見るだけでも楽しめます。
最新情報は、公式サイトで確認をおすすめします。
ベッセルの公式サイトへ
エッジ|Edge
エッジは、2020年にオープンした、ビルから突き出た形の展望台(スカイデッキ)です。
展望台の高さは335m、マンハッタンを一望できます。
斜めになったガラスの壁や、100階下の景色が見えるガラスの床など、スリルを味わえるしかけもあります。
エッジの公式サイトへ
ここまで紹介したハイライン周辺の観光スポットは、下の地図の赤い印です
まとめ
ハイラインの観光記についてお届けしました。
鉄道の廃線を人が集まる公園へと生まれ変わらせたアイデアは本当に見事です。
(日本でもこういった事例が増えていきそう)
ハイラインの近くへ行く予定がありましたら、ちょっと足を伸ばして訪れてみてください
ニューヨークらしいアートや建築、たくさんの植物の中で、ゆったりと散歩を楽しめると思います。
以上、最後まで目を通していただいてありがとうございました。
ありメモでは、
本当におすすめしたいことだけを厳選してお届けしています。
あなたのメモのひとつとして、この ありメモ をブックマークしてお役立てください。
また別の記事でお会いしましょう
ハイラインのオプショナルツアーを見る
\ このNY旅行で利用したツアーはこちら /