
その使い心地は結論から言って大満足でした。
なぜ、どんなところが良かったのか、詳しく紹介します。
保存するメモ帳を買うまでの道のりが長くなってしまったので、レビューだけ見たい方は「保存するメモ帳の使い心地レビュー」からどうぞ
スマートなメモ帳が欲しい!(メモ帳の悩み)
数年前まではスケジュール管理に手帳を使っていましたが、スケジュール管理をスマホにしてから手帳を持たなくなりました。
代わりにメモ帳を持つようにしたんですが、地味にかさばったり重かったり使いにくかったり。
すぐに不満が出てきて、こっちの方が良いかな?と新しいメモ帳に乗り換えて…
そんなことを繰り返し、結局メモ帳1冊を最後まで使い切った試しがない
こんな感じで、まさにメモ帳ジプシーの状態でした。
アブラサスの「保存するメモ帳」との出会い
そんな日々の中で保存するメモ帳の存在を知ったのは、ローランドさんがきっかけです。
ローランドさんの思考には共感するところが多く、ローランドさんの発言や行動には注目していました。
ある日、見ていた動画の中で、使っているメモ帳を紹介するシーンがありまして。
そのメモ帳は薄い、軽い、機能的でスマート。
これまでのメモ帳の悩みが解決できそうなステキアイテムじゃないですか!
しかもそれがアブラサスのメモ帳と聞いて、一瞬呼吸を忘れました!
実は、その時すでにアブラサスの財布を愛用していたからです。
アブラサスにそんなメモ帳あるの!?急いでチェックしないと!!!ってなりました。(謎の焦り)
保存するメモ帳と薄いメモ帳を比較
速攻で、アブラサスのサイトをチェックです。
すると、メモ帳には2種類のタイプ(保存するメモ帳と薄いメモ帳)があると判明。
どっちも良さそうだけどどっちか選ばないと…これは悩みます…
価格もけっこう高いので(税込6,100円~)選択に失敗したくない!と、何日も悩みました。
悩んでいた頃のツイート
いま、メモ帳を物色中。
スケジュールや備忘録はスマホで管理してるけど、ちょっとした思考や人とのやりとりを手軽にササッと書いておきたい📝
持ち物をコンパクトにしたいから、コピー用紙をメモにするやつに心ひかれてる。
薄いのと保存のと、どっちがいいか悩むぅ💦#アブラサス
— Yumi / ありメモ (@arimemo_com) February 21, 2020
自作して使ってみた(薄いメモ帳もどき)
いきなり買って失敗したら悲しいので、その使い勝手をイメージしやすくするために自作してみることにしました(名案 ?)
自作品で満足できれば、それでOKですし!
そうして自作したのは薄いメモ帳のタイプ。
もともと持っていたパスケースと、透明の柔らかいカードケースを両面テープで止めた簡単なモノです。
どちらも100円ショップで購入したものなので、総額¥220の激安品!

これがその自作メモ帳。透明のカードケースは2辺をカット

B5サイズの紙を利用します
この自作品を2週間ほど使ってみました。
使い勝手は予想していたよりも良かったです。
薄いメモ帳の使い勝手を疑似体験することができました。
ですが、なんとなく、人前で使うのが恥ずかしいような…(誰も見てないのに?笑)
このまま自作メモ帳を使い続けるのもアリかな…と思っていましたが、使っているうちにデメリットが見えてきました。
- ペンを帯同できない
- パスケースなので一部段差があり、素材も柔らかいため少し書きにくい
- 立ってメモをするときに使いにくい
見開き2ページの形になっているので、電車での移動中など、立ってメモする時に使いにくいのです。
購入は保存するメモ帳に決定
そしてついに購入を決意しました。「保存するメモ帳」です。
自作メモ帳は立っている時にメモがしにくかったので、見開き1ページの形をした保存するメモ帳を選ぶことにしました。
と、ここでさらなる選択肢が!
保存するメモ帳にも種類があって、ローランドモデルというアイテムがあるんです。
そしてそれは税込¥8,000というハイクラス価格。
¥6,000でも躊躇していたのに、¥8,000…(お、おぉぅ)
通常のものとローランドモデル、どっちを買うべきか…
いや、迷うならいっそ買うこと自体を止めた方がいいのかも…
と、またもやグルグル迷走です。
自問自答しつつ公式サイトにアクセスする毎日。
そうして2週間くらい過ぎ、ついに決めました。(ちょっと悩みすぎじゃない?)
ローランドモデルを選んだ理由
ローランドモデルを選んだ理由は次の2つです。
- レザーの高級感と素材
- ロゴが入らない潔さとシンプルさ
レザーの高級感と素材
「embossed」と表記されている保存するメモ帳は、その名の通りエンボスレザー仕様。
個人的にエンボスレザーがあまり好みではないのです。
ローランドモデルの、触り心地が良さそうで高級感を放っているマットな革にとても惹かれました。
ロゴが入らない潔さとシンプルさ
ローランドモデルのアイテムには、「abrAsus」のロゴが入っていません。
ミニマリストの哲学に基づいて、ムダなものは極限までそぎ落とした結果だそうです。
「究極のミニマリズム」というキャッチコピーに偽りなしですね。
ロゴを入れないことは、製作・販売する側にとってはなかなかの勇気がいることだと思います。
決断したその心意気にガツンとやられましたし、ロゴがないシンプルな見た目もやっぱり好きです。
この2つのこだわりに、プラス¥2,000の価値を私は感じました。
価値を感じなければ、エンボスレザーの購入をオススメします(当たり前か!)
それにしても世の中の商品って、ムダにデザインやロゴ、色を入れてしまって残念になっているケースが本当に多いなぁと感じています。。。
保存するメモ帳の使い心地レビュー
注文したのは2月下旬で、商品の発送は4/14。
約1ヶ月半の待ちでしたが、待っている間は届くのが楽しみな毎日でした。
保存するメモ帳の第一印象
そしてついに届きました!(わーい! )

シックな黒いロゴ入りの箱に入ってます
いざ開封!
箱を開けると、柔らかい布に包まれていました。

革のいい匂いがフワッと漂ってきます
レザーの表面はなめらかで高級感があります。思っていた通りの質感です。
光りすぎず、マットすぎず、ちょうどいいしっとり感。
長く使って行くことで、この革がどんなふうに経年変化していくか楽しみです。
手帳を手に取りながら、ついつい穴が開くほど隅々まで凝視。
これを職人さんがひとつひとつ手作りして(職人さん尊敬)、ここに来るまでの道のりを思い浮かべたり。
自作もなかなか使い勝手が良かったけど、やはり本物は違いますね!
人前で躊躇なく出せます!(というかむしろ見せびらかしたい 笑)
機動性
メモを手に取ってからペンを走らせるまでの3ステップがスムーズにできます。
- ペンをメモ帳から外す
- メモ帳を開く
- ペンをノックしてペン先を出す
この3ステップが、慣れると2~3秒の世界ですね。
特に2のステップは、メモ帳によってはすごく時間がかかってイライラしたりしますが、保存するメモ帳は一瞬です。
このメモ帳もページを変える時に手間はかかりますが、時間がある時に書くページをセットしておけば、機動性は高まります。
ペンの使い心地
ボールペン本体が細くてつるつるした素材なので、最初は若干すべり、持ちにくい印象がありました。
だけど、使って行くうちにコツをつかんで慣れました。
ペン先のボールはなめらかで、書き心地が良いです。
公式サイトによるとZEBRA製のようですね。ペンだけを買うこともできます。
メモ帳自体のコンパクトさを重視しているので、ペンの細さはこれがベストかと思います。
これまでストレスだった「ペンがかさばること」が見事に解消しました。
メモ帳本体の使い心地
メモ帳を机などに置いて書くには、もちろん何の問題もありません。
立って書く場合などでも、下になるカバー面がしっかりしているので、安定感があります。
あまり筆圧をかけずに、サラサラっと紙上をなぞるように書くととても書きやすいです。
そして何よりその薄さと軽さ。
使い勝手を重視しつつ、限界まで余計なものをそぎ落としている印象を受けます。

紙をセットして横から見るとこんな感じ
保存するメモ帳の使い方
保存するメモ帳の活用方法と目的
書きたい事をすぐに書き留める
このメモ帳の活用方法としては、普段の生活や仕事の中で、思いついたことを忘れないうちに、すぐに書き留めておくことにあります。
スマホでもいいですが、スマホにはこんな難点があります。
- 通知で余計な情報が目に入ってしまい、思考が邪魔される
- 書き始めるまでのステップが長い(ロック解除→アプリ立ち上げ→入力方法変更など)
- 文字変換など余計なことに気を取られがち
- 図形や絵などはメモしにくい
脳内に浮かんだことをシンプルに速攻でアウトプットできることが大事なのです。
手書きだと思考をダイレクトに出すことができ、書きながら記憶にもインプット・整理されていきます。
目的はアイデアノートや備忘録として、「書き留めること」なので、キレイに書く必要はありません。
殴り書きでもミミズのような字でも、後から読み返して自分がわかればOKです。
スマホが使えないシーンで使える
病院や仕事などで「この場所や場面ではちょっとスマホを出しにくいな」という時こそ、このメモ帳が役に立ちます。
そういうシーンも減りつつありますが、アナログアイテムが活躍する場面はまだまだ健在ですね。
リフィル(用紙)のテンプレート
保存するメモ帳を購入すると、テンプレート用のリフィル(用紙)があらかじめセットされていました。
これをコピーして使えば便利です。

購入時にセットされているテンプレートリフィル
このほかにも、公式サイトではさまざまなテンプレートが用意されていて、ダウンロード&印刷して使えます。
パソコンで資料作成が得意な方は、自分でオリジナルのテンプレートを作成するのもいいかもしれませんね。
リフィルの折り方
リフィルの折り方ですが、保存するメモ帳と薄いメモ帳では折り方が違います。
個人的には、薄いメモ帳の方がちょっと難しかったです
というのも、リフィルの差し込み方や折り方、180°回転するなど、使い方に慣れる必要があるからです。
保存するメモ帳はわりとシンプルな折り方なので、その点でも保存するメモ帳を選んで良かったと思います。
保存するメモ帳のリフィルの使い方
(簡単!)
- A4サイズのリフィルを8等分(メモ帳のサイズ)になるように折り目をつける
- 1を開いてA4サイズに戻し、横長になるように置く
- 上側の左から右の順に、①~④の番号を各ページに書く
- 下側の左から右の順に、⑤~⑧の番号を各ページに書く
- ページ①から番号順に使っていく
実は番号順に使うことだけ意識すれば、折り方は何でもOKです。
先で紹介したテンプレートにはすでに番号が振られているものもあるので、それを使えば書かずに済んでラク&キレイです。
最後に
保存するメモ帳(ローランドモデル)について紹介しました。
メモ帳自体のシンプルなデザインと革の質感が高級感を醸しだしつつ、同時に薄くて軽く、携帯性に優れたサイズ感。
メモ帳を取り出してからペンを走らせるまでのアクションとストレスの少なさ。
まさにオトナのアイテムという感じがして、このメモ帳を手に取るたびに気分が上がります。
アイデアが浮かんでメモを取ろうとこの手帳を手にした時に、手帳にうっとりしてメモする内容を忘れそう 笑
肌身離さず持ち運べるアイデアノートとして最強です。
メモ帳としては値が張りますが、そこに込められたたくさんの「こだわり」に価値を感じます。
買って良かった、長く大切に使いたいと思うアイテムの1つになりました
それでは、これにて本記事はおしまいです。
最後まで目を通していただいてありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう