ニューヨーク旅行でワンワールド展望台(One World Observatory)を訪れた、『ありメモ』の Yumi です。
チケットの買い方、所要時間やアクセス、見どころや感想を、観光記として写真とともにまとめます。
チケットの購入方法
ワンワールド展望台のチケットは、ニューヨーク ビッグ・アップル・パス という観光パスに組み込みました。
ビッグアップルパスは、ニューヨークの人気観光スポットをいくつかの組み合わせにまとめられたチケットです。
オプショナルツアー専門サイトの VELTRA(ベルトラ) から購入しました。
オンラインで日本から手軽に申込みができます。
ベルトラは、これまでの海外旅行でも何回か利用していて、便利だったのが決め手になりました
ベルトラの詳細ページへ
ビッグアップルパスの使い方など、詳しくはこちらにまとめています
営業時間と予約
営業時間
営業時間は時期によって変わるので、ワンワールド展望台の公式サイトで確認することをおすすめします。
ワンワールド展望台公式サイトへ 公式
入場日時の予約
ビッグアップルパスでワンワールド展望台のチケットを購入すると、予約時に希望の入場日時を指定できます。
そのあと送られてくる展望台の入場Eチケットで
そのまま入場できるので、スムーズです。
余談ですが2018年に私が行ったときは、事前予約ではなく、行きたいときに展望台へ行けばOKでした。
現地へ着いたらバウチャー窓口へ向かい、そこで当日分の時間を予約。
バウチャーと引き換えに入場チケットを受け取り、そのまま展望台の入場口へ向かう、という流れでした。
今は、引き換えの手間いらずでいいですね
観光所要時間と混雑
観光所要時間
ワンワールド展望台の観光にかかった時間は、ちょうど1時間でした。
入場してから、ワンワールドトレードセンターのビルを出るまでの時間です。
ゆっくり回りながら写真もたくさん撮り、途中でトイレ休憩もしました。
ただ、有料の記念写真スポットや、ショップ、レストランなどは利用していません。
展望エリア内をぐるっと見て回るのみの所要時間になります。
どんな感じで回ったかは、このあとの 観光記 にまとめています。
混雑や待ち時間
訪れたのは月曜日の10:30頃で、すいていました。
ビッグアップルパスのバウチャー窓口も入場口も、待ち時間なしですぐに入場できました。
ちなみに前日の日曜日のお昼、12:30頃にここを通りかかった時は、ビルの外にまで長蛇の列ができていました。
やはり平日(とくに午前中)がすいていて狙い目のようです。
ワンワールド展望台へのアクセス
地図と地下鉄の駅
ワンワールドトレードセンターは、周辺に地下鉄の駅が多くあるので、個人で行くなら地下鉄が便利です。
私は地下鉄A/C線を使い、最寄り駅のひとつであるChambers St駅で下車しました。
地図の MTA マークが地下鉄の駅です
駅の地上出口からは、徒歩6分ほどです。
ワンワールドトレードセンターのビルを見つけて、そこを目指して歩けばわかりやすいです
入口の場所と行き方
下のマップのエンジ色のピンが、入口の場所です
地下鉄の出口から出たら…
- まずはワンワールドトレードセンターのビルを見つける
- ワンワールドトレードセンターのビル近くまで来たら、West St.方向へ進む
- West St.に面した場所にある「ONE WORLD OBSERVATORY」という表示を見つける
- 表示の近くに入口がある
入口から入ると、同じフロアにチケットの窓口があります。
そのすぐ近くのエスカレーターを下りた地下1階が展望台の入場口、となります。
ワンワールド展望台の見どころと観光記
この観光記は2018年のものです。
記録の役割として、観光時のことをそのまま記載しています。
今は変わっているところがあるかもしれませんのでご注意ください!
入場からエレベーターに乗るまで
入場時のセキュリティチェックを終えると、「Voices」というエリアに入ります。
ここでは、ワンワールドトレードセンター再建に携わった人たちのインタビュー映像が流れています。
続いて「Foundations」というエリアへ。
ニューヨークの建築物を支える土台となる、強固な岩盤が展示されています。
雰囲気が少し、ディズニーリゾートのアトラクションに似ていて、並んで待つときの感じを思い出しました。
多くの人たちが計り知れない悲しみと絶望を乗り越えて、いかに強い思いを持って、このワンワールドトレードセンターを再建したかが伝わってきます。
エレベーターから展望台まで
続いて、展望台行きのエレベーター「Sky Pod Elevators」に乗ります。
102階の展望台まで約1分!
高速エレベーターです。
最近の展望台は、エレベーターの中で凝った演出をするところが増えていますが、ここも例外ではありません。
エレベーター内の壁に、1500年から今まで、約500年間のニューヨークの変化を描いた映像が映し出されます。
次々と家やビル、教会が建ち、街がすごい勢いで造られていきます。
まるで自分がタイムスリップして、ニューヨークの誕生から成長を追っているような気分
こうして「世界の中心」と言われるまでに成長したニューヨークが、9.11で大きな悲しみに包まれることを思うと、心が痛みました。
展望台に到着
展望フロアに到着したエレベーターを下りると、すぐにシアター「SEE FOREVER」があります。
個人的にはこのSEE FOREVERの映像が、とても強く印象に残っています。
ニューヨークの日常を表現する約2分間の映像ですが、見ているとこみ上げてくるものがありました…
これはぜひ、体験してもらいたいおすすめの演出のひとつです
とくに、映像から展望フロアへ誘導する流れが最高でした!
展望フロアを見てまわる
映像の余韻が残ったまま、展望フロアへ進みます。
展望フロアは天井も高く、広さもゆったりとしていて開放的な空間になっています。
そして大きな窓から見えるニューヨークの景色に鳥肌!
感じるのは高さ、開放感、美しさです。
なんといってもこのワンワールドトレードセンターは、ニューヨークの高層ビル群で飛び抜けた高さ!
高すぎるあまり、見下ろす街がおもちゃのような、実物としての実感がわかない感覚があります
(スカイツリーもそうだった )
100階には、「Sky Portal」という真下の景色が見えるスポットがあります。
こちら、リアルタイムの映像とのこと。
東京タワーの展望エリアで、真下が見えるガラス張りの床がありますね。
それとの違いが、いまいちよくわからないままでした
展望エリアは、360°の眺めを見ることができます。
前日のブルックリン観光で、ブルックリンブリッジを徒歩で渡りました。
実際に歩いた場所をこうして高いところから見ると、そのときの体験を思い出し、さらに楽しむことができます。
展望フロアをひととおり見てまわり、トイレ休憩を取ってビルの外へ。
これにてワンワールド展望台、観光終了です。
ワンワールド展望台の感想
全米No.1の高さはすごかった
ワンワールドトレードセンターの高さは約541m、アメリカでNo.1、世界でもトップクラスです。
100~102階にある展望台からの景色は、地平線が丸く見えるような気がしてくるほど圧倒されます。
実は、
「ニューヨーク旅行中に行った場所を展望台から眺めながら、旅の総まとめをしたい」
という理由で、ニューヨーク旅行の最終日に観光することにしたわけですが…
まさに、旅の締めくくりにぴったりな展望台でした
口コミの高評価も納得
事前に調べたワンワールド展望台の口コミは、とても評判がよくて、行きたい気持ちがさらに高まりました。
そして実際に行ってみて、納得です。
眺めの良さはもちろん、エンパイアステートビルやトップ・オブ・ザ・ロックよりも、自由の女神やブルックリンを近くで見れます。
屋内型ですが、窓が大きいので開放感があり、寒いときでも大丈夫なので安心です。
展望台に向かうまでの演出もアトラクションのように工夫されていて、魅力的でした。
9.11のこと
2001年9月11日。
テレビで流れるリアルタイムの映像を見て、「大変なことが起きてしまった」と思ったことを、今も鮮明に覚えています。
崩壊してしまった建物の跡地に、新たに建設されたワンワールドトレードセンター。
いつかニューヨークを訪れるなら、9.11のできごとを素通りできないとずっと思っていました。
実際に訪れて、あの悲しい事件から復活を遂げるまでの、多くの人たちのいろんな思いを感じ取ることができました。
まだ、今でも辛く悲しい思いをされている方もいるはずです。
前を向こうとしている人たちへ、心からエールを送りたいと思いました。
まとめ
ワンワールド展望台の観光記をお届けしました。
ほかの展望台とは、存在する意味の違いをはっきりと感じたワンワールドトレードセンター。
ニューヨークで行った良かった場所のひとつになりました。
以上、最後まで目を通していただいてありがとうございました。
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また別の記事でお会いしましょう
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